孤独の是非

ここ一週間両親が帰省しているのですが、もう寂しくなってきて、一人暮らししてたときより人間強度が下がったなぁと感じます。


今でこそ僕は人と繋がる喜びを知っていますが、子供の頃家庭環境アレだったし、本音を言える友達恋人、ネット友すら居なく、ただひたすらに苦しみに耐え、自分と向き合ってきました。辛いときは群れるのではなく一人の趣味(読書など)に入り浸っていました。
そんな経験が今の強固な自我を作ってきたわけですが、それもちょっとつながりが日常的になると、人間はあっというまに弱くなってしまうようです。トーヨコキッズが界隈に行くのも、推しという文化も、結局人間は群れていないと不安で不安でしょうがないのでしょう。
でもヒトという生物の歴史を考えると群れていることが通常で、それに幸せを感じる生き物です。しかし生きていくうえで一人で解決しないといけないことは必ずありますし、離別による孤独もありえます。
 
であるとするならば、孤独に弱くなることを甘んじて受け止め、今の群れを楽しむこと。孤独に備え、群れから一定の距離を置いていくこと。果たしてどちらが正しいのでしょうか。
まあ僕は自分の家庭を持ったことはないので、その時が来るとすれば考えも変わるのかもしれませんが。