以前5chに書いたもの

高校で鬱病になって受験浪人してた4年前、初めてブギーポップ読んで躁転したことがある。
あの経験は凄かった。自分が超自然超科学的なものと繋がってる感覚があったし、自分の意志次第で人生も世の中もどうとでも変えられる気がした。正に「突破」って感じやったな(笑)
実際歪みが出てくる躁後半まではなんでも上手くいったし。人生前向きに取り組めばなんとかなるっていう意識は、躁がなくなって精神病が寛解してからも自分の中に根付いてる。
「君がひとりぼっちであればあるほど、 君は多くの人とつながることのできる才能を持っている」というのもしっくり来た。高校生まで内向的だった自分が、躁になってから街に繰り出して様々な人と人生や人間について語り合うようになった。
ちょうど高校卒業後に夜職やってた同級生と飯行って語り合って、その1か月後夜職辞めたって聞いたときは霧間誠一に手紙送った青年みたいに、自分は言葉によって他人を導くことができるんじゃないかとさえ思えた。
あとMPLSって厨二病精神疾患で進化薬は向精神薬や麻薬、で統和機構は社会の同調圧力の暗喩って解釈してたな。実際厨二病って「イタい」っていう同調圧力によって大人に近づくと消える(殺される)訳でしょ?
二流の社会生活に押さえつけられない厨二病や軽度障害者にクリエイターや天才って一定数いるし、これは社会に大きな影響を与える進化した人類と言える。逆に精神的に歪曲して凶悪犯罪を犯す人もいる。これが世界の敵。犯罪を犯した後に自殺する奴って案外ブギポに殺されてたり(妄想)

他にも刺さった名言は多いけど、躁でなくなってしまった今では至って普通の人生を送っているし、正直自分でもイタい妄想だったようにしか思えない。「人間が“これは絶対に正しい”と思っているとき、ほとんどの場合その事実は 既に過去のものになっている」
でも間違いなくこの作品は私の人生を豊かにした。